伊奈波神社の節分は豪快な手筒煙火で厄落とし！ 「手筒煙火奉納祭」

2月3日といえば「節分」ですね！

「節分」といえば、「鬼は～外」「福は～内」の威勢の良い掛け声に合わせて、豆をまき、鬼(邪気)を追い払い、厄を落とし、そして福を呼び込むのが一般的な行事ですよね。

みなさんは毎年節分に豆まきはしていますか？

1年に1度の行事ですし、邪気や厄を落とすことは、何かしら自分の生活にも影響を与えてくれるはずなので、ぜひ節分には豆まきをはじめ、なにか縁起事をやったほうがいいですね！

岐阜県岐阜市にある伊奈波神社(いなばじんじゃ)では、豆まきも行われますが、夜になると豪快な「手筒煙火奉納祭」が行われることで有名です。2019年の節分ももちろん開催されます。

どんな内容なのかご紹介します。

手筒煙火奉納祭

伊奈波神社では、昼間は、節分祈願として参道正面に鬼が立ち、さらに境内にも鬼が出現し、参拝客は鬼に向かって豆を投げることができます。また、厄年の方を中心とした「厄除･開運･招福･繁栄」を祈る厄除祈祷も行われます。ここまでは、ほかの神社やお寺などで行われる節分の行事と変わりありませんが、メインイベントは暗くなった夜にあります！

伊奈波神社前の広場において、神前でおこした忌火で花火を豪快に打ち上げる「手筒煙火奉納祭」が行われます。火の霊力で厄災を焼きはらい、無病息災を祈念するために行われる由緒正しき行事です。豆まき同様に厄を落とし、福を呼ぶ込むことができます。

当日は、大小およそ170本の手筒煙火が打ち上ります。冬空へと天高く昇る火柱と、雨のように降り注ぐ真っ赤な火の粉は観ていて清々しく、また力強さも感じられ、パワーが湧いてくるはずです。手筒煙火を手掛けるのは豊川古宿煙火講の有志たちなので、手筒花火の本場である豊川同様の素晴らしいパフォーマンスを堪能することができます。

伊奈波神社について

およそ1900年以上の歴史を持つ由緒正しき神社。美濃地方をはじめ広く池溝を作り農耕社会の基礎を築いたことから岐阜の総産土神として、また、諸願成就の神として古くからこの地方の方に親しまれている神社です。伊奈波神社境内に祀られている黒龍社、通称「黒龍さん」は、病気平癒祈願や合格祈願があるとされ、パワースポットとしても注目されています。

「水沢エレナ」も登場！犬山市の成田山で「節分まつり」開催